Ichikawa Danjūrō VII as Konoshita Tokichi: Kunisada's Kabuki Masterpiece (1819)
市川団十郎七代目 木下藤吉郎
Ichikawa Danjūrō VII as Konoshita Tokichi
歌川国貞(後の三代歌川豊国)画 | 文政2年(1819年)| 江戸時代
歌川国貞(後の三代歌川豊国)1786–1865)は、当時の江戸で「人物なら豊国、風景なら広重」と言われた役者絵(歌舞伎役者の似顏絵)の大家です。本作は、その国貞が文政2年(1819年)に描いた役者絵の傑作です。🌸
作品について
「やっこやっこ江戸花槍」の「山門の場」で、木下藤吉郎(後の豊臣豊吉)を演じる七代目市川団十郎(1791–1859)。片手に大きな僘をさし、もう一方の手には矢で射たれた鴨(口に文を咏えている)を持つ、印象的な一場面。🪶
着物に描かれた瓢箋の紋(ひょうたん)は、二代目団十郎が信山の信者である俥聖・松尾詞童ゆかりの瓢箋を賜わったことに由来する、由緒ある家紋。歌舞伎と俥聖、二つの文化が交差する粋な詳細です。⛩️
七代目市川団十郎について
江戸時代を代表する歌舞伎役者の一人である七代目市川団十郎は、「成田屋」の屋号を持つ市川家の宗家で、その存在感と技巧は江戸の民衆を熱狂させました。国貞はその役者としての輝きを最高の技巧で描き出しています。🌸
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